サッシからの雨漏り・・　原因と対策方法

こんにちは、今日は皆さんも気になっているサッシからの雨漏り原因や対策について紹介したいと思います。

まずは、サッシってどこの部分？場所と役割から簡単に説明しますね！

★サッシの場所★

・窓のサッシ：窓ガラスの周囲にある枠。窓の上下左右に取り付けられ、窓がしっかりとはまるようにサポートしてくれています。

・ドアのサッシ：ドア周辺の枠で、ドアがきちんと開閉するためのガイドや支えとなる部分です。

★サッシの役割★

①窓やドアを支える枠

窓ガラスやドアをしっかりと支える構造部分です。アルミや樹脂、木材などの素材で作られています。

②防風・防水機能

サッシには、風や雨が建物の内部に入らないようにづる役割があります。特に防水機能が求められ、雨漏りを防ぐためにシーリング材やゴムパッキンで密閉されています。

③断熱・遮熱機能

サッシには断熱材や二重ガラスが使われることが多く、遮熱や遮音性を高める役割を持っています。

□サッシからの雨漏り原因

それでは、本題です。サッシからの雨漏りはなにが原因でおこるのでしょうか？

サッシからの雨漏り原因を箇条書きで簡単に説明しますね。

・シーリング(コーキング)の劣化

・施工不良

・サッシ本体の不具合

・排水機能の不具合

・外壁の劣化やクラック

・建物の傾きやゆがみ

・換気口や通気口からの水の逆流

このようなことが雨漏りにつながります。　　具体的にどのような状態なのでしょうか・・・？

・シーリング(コーキング)の劣化とは窓枠の隙間を埋めているシーリング材やコーキング材が、経年劣化や紫外線によってひび割れたり剥がれたりするとその隙間から雨漏りが発生します。

・施工不良とは、新築やリフォームの際の施工不良が雨漏りの原因になったりします。防水処理が適切に行われていなかったり、建物の構造に問題があることが見落とされていると、雨漏りを引き起こす原因になります。

・サッシ本体の不具合とはサッシ自体の構造に不具合がある場合です。古いサッシや開閉部分の隙間が大きくなってしまうと、そこから水が侵入してしまいます。

・排水機能の不具合とは、窓の下にある排水溝が詰まっていると、雨水がたまり、サッシ部分から室内に雨漏りすることがあります。ゴミやほこりが排水溝をふさいでしまうことが原因です。

・外壁の劣化やクラックとはサッシ周りの外壁にひび割れや劣化がある場合、そこから雨水が侵入して、結果的にサッシから雨漏りすることがあります。特に外壁のクラック(ひび割れ)が大きい場合や、塗装が劣化して防水機能が劣化している場合は雨漏りが発生しやすくなります。

・建物の傾きやゆがみとは、建物自体の傾きや地盤の沈下などにより、サッシや窓枠が歪んでしまうと、隙間が生じやすくなり、そこから雨漏りが発生します。地震などによる建物の動きが、サッシに影響を与えることがあります。

・換気口や通気口からの水の逆流とは、換気口や通気口がちかくに設置されている場合、そこから風雨によって水が逆流して、サッシ部分に雨水が入り込むことがあります。

□サッシからの雨漏り対策

では、対処方法や対策をみてみましょう。これを参考にして自分で修理を行うこともできますし、専門の業者に頼む際の参考にしてみましょう。

対策１．シーリング(コーキング)の補修

対策２．サッシの排水溝(水抜き穴)の清掃

対策３．窓の調整と点検

対策４．防水テープの使用

対策５．外壁の点検と補修

対策６．専門業者への依頼

対策７．換気口や屋根の点検

対策８．防水フィルムの導入

このような対策をすることで、しっかり雨漏りを防ぐことができます。

自分でできる対策や専門業者に依頼して早めの対策をしておきましょう。

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