瓦修理をDIYしたい！そんなときのポイントとコツを瓦の種類ごとにご紹介！

こんにちは！今日は瓦の種類や特徴含めて、DIYできるのか？DIYする際の注意点や確認しておくべき内容を紹介しておきたいと思います。

瓦修理でDIYできる瓦には、いくつかの種類があり、それぞれの特徴が異なります。瓦の種類によってDIYの難易度や注意点も変わるため、しっかり理解しておくことが失敗しないコツになります。

□DIYのポイント

それでは瓦の種類ごとに特徴やＤＩＹしたいときのポイントをみていきましょう。

【粘土瓦】

・特徴

日本の伝統的な瓦で、主に焼き物で作られています。耐久性が非常に高く、耐火性や耐候性にも優れています。そして、色あせもしにくく、１００年以上の耐用年数を持つこともあります。

・ＤＩＹ修理のポイント、注意点

重いので、取扱には注意が必要です。落とすと簡単に割れてしまいます。形状がしっかりしているため、交換作業は比較的シンプルですが、割れた部分の交換には慎重な作業が求められます。

【セメント瓦】

・特徴

セメントと砂を混ぜて作られた瓦で、粘土瓦よりもコストが安いです。見た目は粘土瓦に似ていますが、軽量で加工がしやすく、ＤＩＹ向けの修理しやすい点が特徴です。

・ＤＩＹのポイント、注意点

セメント瓦も割れやすいため、丁寧に扱う必要があります。特に交換時は慎重に持ち上げることが重要です。防水性が重要なので、接合部分にコーキング剤をしっかりと使用して防水対策を行いましょう。

【スレート瓦(コロニアル瓦)】

・特徴

セメントを主成分とした薄い板状の瓦で、軽量かつ価格が安いのが特徴です。形状がフラットで、モダンな外観を持つため、現代に住宅で広く使われています。耐用年数は２０年～３０年と比較的短めですが、耐震性に優れています。

・DIY修理のポイント、注意点

軽量で扱いやすいですが、割れやすいため交換時には慎重に取り扱う必要があります。スレート瓦は表面に塗装が施されているため、経年劣化による色あせや剥がれに注意し、必要に応じて再塗装を行うと耐久性が向上します。

【金属瓦】

・特徴

金属製(主にアルミニウムやガルバリウム銅板)で、非常に軽量かつ耐久性が高いのが特徴です。耐食性や防水性に優れており、錆びにくい加工が施されています。色やデザインのバリエーションが豊富で、ほかの瓦よりも施工が施しやすいという利点があります。

・DIY修理のポイント、注意点

金属瓦は軽く、交換がしやすいですが、鋭利な部分があるため、怪我に注意が必要です。取り付けにはビスや釘が必要な場合があるため、専用の工具を準備しておくと便利です。

【アスファルトシングル瓦】

・特徴　

アスファルトを主材料とした瓦で、軽量で耐久性も比較的高く、価格も安価です。主に北米で使用されることが多く、日本では屋根材としてはまだ少数派です。フレキシブルな形状で、屋根のカーブなどにも対応しやすいのが特徴です。

・DIYのポイント、注意点

軽量で扱いやすく、施工が比較的簡単なので、DIYに向いています。アスファルトシングルの一部が剥がれた場合は、部分的な修理が可能ですが、防水シートの交換も同時に検討する必要があります。

【ガラス瓦】(太陽光発電付き)

・特徴

近年増えている太陽光発電パネルが組み込まれたガラス瓦は、発電とデザイン性を両立しています。耐久性があり、防水性も高いですが、価格は高くなります。

・DIY修理のポイント、注意点

非常に専門的な知識が必要です。割れた場合の修理や交換には、通常の瓦とは異なる技術や機器が必要なため、ＤＩＹでは難しい場合がほとんどです。

屋根材についての紹介はこちら→

どうですか？瓦ごとに特徴も異なるため、ポイントや注意することも違ってきます。ですがどのDIYにも共通していえることは屋根の上ということもあり高所作業になります。天候や環境をみて、行いましょう。そして、準備もしっかりしておくことが失敗しないコツになります。事前準備をしっかりすること、安全第一に作業を行うこと、わからないことは専門家に聞くことを大切にしましょう。

瓦を変えても、修理しても、結局本来直したかった雨漏りは直らなかった・・・難しくてしっかり固定できない・・・そんなお困りなことがある際は

やね１１０番　きずなへぜひご連絡ください。