こんにちは、今日から日本は大寒波!とっても寒くなりそうです。
雪が積もる地域では、屋根への負担が心配ですね💦
今日は雨漏りが起きた際の応急処置の方を紹介します。
雨漏りが発生した場合、迅速な対応が必要です。放置すると、家の構造に深刻なダメージを与えたり、カビの発生につながります。
基本の雨漏り発生時の応急処置
修理業者に依頼する前に、まず被害を最小限に抑えるための応急対応を行いましょう。
水の侵入を防ぐ対策
①バケツやタオルで水を受ける 床や家具を濡らさないようにしましょう。二次災害を防ぐことができます。
②ビニールシートで養生 屋根や壁の雨漏り部分を一時的にカバー。家電製品などに水がかかると火災の原因になってしまいます。
③防水テープで補強 屋根裏や外壁の小さな亀裂なら応急処置可能です。コーキング材コーキング補修を行うことができます。
④電化製品の移動 – 漏水箇所の近くに家電がある場合、すぐに移動させてください!
雨漏り修理の流れ
原因の特定(調査)
雨漏りは必ずしも屋根が原因とは限りません。
屋根材の割れ、ズレ、老朽化、漆喰やコーキングの劣化、ベランダ・窓サッシの防水不良、外壁のひび割れ、雨どいの詰まりなど様々な要因があります。
調査方法
①目視点検(屋根、天井、壁、ベランダ)を確認します。
業者に依頼する場合の費用相場・・目視点検:無料~1万円程度
②散水調査をします。水をかけて浸水箇所を特定する方法です。
③赤外線カメラ調査・・内部の水分量を確認します。専門の業者に頼みましょう!
詳細な調査費用・・・散水・赤外線;2~5万円
修理の実施
原因が特定できたら、修理を行います。修理方法は被害の程度によって異なりますので、劣化の状態や雨漏りの症状で見積もりを取って、費用を確認しましょう。
軽度の雨漏り
- 瓦のズレや割れ → 瓦の差し替え・補修
- コーキングのひび割れ → シーリング材の打ち直し
- 雨どいの詰まり → 掃除・詰まり除去
本格的な修理
- 屋根の全面補修(漆喰の塗り直し、スレートの交換
- 屋根の防水塗装
- 屋根の葺き替え(全面リフォーム)
修理後の確認と再発防止策
修理完了後は、3つのポイントを考慮して、再発を防止しましょう。
ポイント1.修理箇所の点検(施工写真をもらう)
ポイント2.防水処理の強化(定期的な塗装・シーリングのチェック)
ポイント3.定期メンテナンスのスケジュールを決める(年1回の点検を推奨)
火災保険の活用について
雨漏りの原因が「自然災害(台風・豪雨・地震など)」によるものであれば、火災保険が適用される可能性があります。
- 適用対象となるケース:
- 強風や豪雨による屋根の損傷
- 雪の重みによる屋根の変形
- 飛来物による瓦の破損
保険請求の流れ:
- 保険会社に連絡し、現場写真を撮影
- 修理業者の見積もり提出
- 保険会社の調査員が現場確認
- 承認後、修理費用が支給
保険を適応したい際には、きちんと個人の情報を確認して、保険会社にも詳細を照会してもらいましょう。
雨漏りが発生したら、迅速な対応と適切な修理を行い、今後の対策も怠らないようにしましょう。